足首に負う怪我の種類はつぎのようなものがあげられます。

などの怪我では適切な治療を受けても完治せず、足首に何らかの後遺症が残る可能性があります。

足首に怪我を負って残る後遺症は、「後遺障害」に認定される可能性があります。主な後遺障害の症状はこちらのとおりです。

足首に関する主な後遺障害

足首の機能障害

足首の神経障害

足首の切断

など、足首に関する後遺障害は主にこのような症状が残る可能性があります。

足首に残った後遺症が「後遺障害」に認定されることで、交通事故の相手方に等級に対する後遺障害慰謝料・逸失利益を請求することができるようになります。

後遺障害慰謝料の金額は、後遺障害の等級に応じた金額になっています。

逸失利益の基本的な計算方法は以下の通りです。

この計算式で用いられる項目の「労働能力喪失率」は、

障害の部位や程度

事故前の収入

職業、職種

などの点から総合的に判断されて増減することがあります。主婦などの場合における年収の算定方法・ライプニッツ係数一覧などについて詳しくは、こちらの記事で解説しています。

＜関連記事＞交通事故における逸失利益の計算方法

労働能力喪失率は、目安となる基準が等級ごとに設定されています。後遺障害の認定が得られても、症状にふさわしい等級でなければ適正額の補償を得ることができません。後遺障害認定は後遺障害等に関しての知識が豊富な弁護士に相談することをおすすめします。

足首に関する後遺障害での等級申請～等級認定までの流れを解説します。

①症状固定

治療を受けはじめて一定の期間が経過すると、医師から症状固定の診断がなされることになります。

症状固定とは、治療をつづけても症状が回復する見込みがない状態のことです。原則的に事故から約6ヶ月以上経過していると後遺障害等級の認定が受けられることになります。治療期間が6ヶ月よりも短いと、後遺障害認定が受けられなくなる可能性が高くなってしまいます。必要に応じた定期的な通院を続けていることが重要です。

②後遺障害診断書に関する資料の準備

症状固定したら、後遺障害等級認定の申請に向けて「後遺障害診断書」などの医学的な資料を集めます。
後遺障害の申請方法は、事前認定あるいは被害者請求のいずれかの方法から選ぶことができるようになっています。

被害者は「後遺障害診断書」のみを準備して任意保険会社に提出します。

被害者は「後遺障害診断書」に加えて「その他の医学資料」を準備して自賠責保険へ提出します。

被害者請求による申請は、ご自身で資料を集める必要があるので手間がかかります。しかしその分、認定に有利に働く資料を提出することができます。弁護士に依頼していただければ資料集めの作業を一任することができます。仕事や家事で忙しくて資料を集められるか心配だといったお悩みがある方は弁護士に一度ご相談ください。

③損害保険料率算出機構の審査

提出した資料から損害保険料率算出機構が後遺障害等級の認定基準を満たしているのかの審査をおこないます。審査結果をふまえて、自賠責保険会社から等級認定がおこなわれます。

さらに詳しい認定の流れ、後遺障害診断書の書き方などについては関連記事をご覧ください。

後遺障害等級の認定によって、等級に応じた慰謝料が算定されます。足首に関する後遺症で認定が予想される後遺障害等級については関連記事で解説しています。あわせてご覧ください。

後遺障害の申請を検討中の方は、後遺障害に詳しい弁護士へ相談することをおすすめします。

認定が見込まれる等級

認定の可能性を最大限に高める方法

慰謝料増額につながるポイント

など、法律の専門家としての視点からさまざまなアドバイスをすることができます。アトム法律事務所では、交通事故案件に注力して対応しています。交通事故に関してのお悩み・お困りごとはアトムの弁護士にご相談ください。下記窓口から無料相談の予約がお取りいただけます。

相談の方法はLINE／電話／対面のいずれかからご都合のよいものを選択いただけます。予約の受付窓口では専属スタッフがまずお話を伺わせていただき、順次、弁護士におつなぎしています。気軽にお問い合わせください。