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【公務員】事故後の職業が考慮され約7千万の認容額

認容額 6937万6004円
年齢 17歳
性別 男性
職業 高校生(卒業後図書館へ就職し公務員に)
傷病名

胸椎骨折・脊髄損傷

後遺障害等級 1級
判決日 平成9年6月25日
裁判所 東京地方裁判所

交通事故の概要

本件事故は、平成4年12月8日午後5時57分ころ、東京都中野区丸山1丁目2番先交差点において道路左端を被害者がバイクで走行中、前方を走行していたトラックが本件交差点の手前で左端に寄って停車したため、トラックを右側から追越した直後に再び道路左端に寄って走行した。そのとき、加害者の車が、本件交差点を左折するため、ウインカーを出さずに突然左に寄ってきたため、急ブレーキを掛けたが間に合わず、被害者のバイクに衝突した。

被害者の入通院治療の経過

被害者は本件交通事故により、胸椎骨折・脊髄損傷の傷害を負った。
入院期間は約8か月(実日数240日)間である。

後遺障害の内容

被害者は本件事故により、17歳にして脊髄損傷による両下肢麻痺歩行不能等の後遺障害を残して症状が固定した。一生、車椅子生活を余儀なくされ、下半身麻痺等後遺障害別等級表第一級に相当する。

判決の概要

被害者は本件事故当時学生だったが、卒業後に地方公務員として図書館に勤務し、現在は健常者と同一の給料を得ているが、勤務に特段の努力をしているうえ、できる仕事に制限があるため将来昇進等で差が出る可能性があることも考慮し、385万4100円の収入を喪失したとするのが相当とし、17歳から67歳までの50年間の逸失利益を認めた事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費 186万8414円
入院付添費 45万7256円
入院雑費 28万8000円
逸失利益 6669万1346円
慰謝料 2600万円
将来の雑費 688万9740円
介護費 1377万9210円
自動車の特別仕様分 109万1150円
車椅子の購入費 91万1190円
既払金 -3000万円
弁護士費用 500万円
過失相殺 -2359万5261円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

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