【自営業】自転車と自動車の事故で5千万超

認容額 | 5884万9952円 |
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年齢 | 41歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 自営業 |
傷病名 | 頸髄損傷、脊髄性ショック、脳挫傷、頭蓋骨骨折、左尺骨開放性骨折、左大腿骨骨折、顔面・頭部裂挫傷、左肩裂創、左下腿裂創、左前腕裂創 |
後遺障害等級 | 1級 |
判決日 | 平成13年6月28日 |
裁判所 | 大阪地方裁判所 |
交通事故の概要
平成10年9月1日午後10時45分頃、大阪府豊中市曽根南町2丁目の路上において、被害者が自転車で道路を走行中、加害者の運転する普通乗用自動車と衝突し負傷した事件。
被害者の入通院治療の経過
本件事故により、被害者は頭蓋損傷、脊髄性ショック、脳挫傷等の傷害を負い、240日間の入院を余儀なくされた。
後遺障害の内容
本件事故により、被害者は四肢不全麻痺、特に左に強い麻痺(痙性)、四肢筋力低下著明、筋萎縮軽度、腱反射亢進、病的反射陽性、頚髄損傷による神経因性膀胱、直腸障害等の後遺症により、1級3号の認定を受けた。
判決の概要
街灯等により比較的明るく身通しの良い道路において、被害者が夜間飲酒の上、自転車を運転して道路の中央寄りを走行中、対面走行してきた加害者の乗用自動車が被害者と衝突した事故につき、加害者には前方不注意に過失があり、被害者にも少なからず過失はあるが、加害者の幅員及び現場の見通し状況からすれば、加害者は比較的容易に衝突を回避することが可能であったと考えられるとして、本件事故における過失割合は相対的に被告の方が大きいとして各々の過失割合を被害者40%、加害者60%とした事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 311万5503円 |
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入院雑費 | 31万2000円 |
将来介護費 | 3354万7332円 |
休業損害 | 575万5276円 |
逸失利益 | 7587万2400円 |
慰謝料 | 3050万円 |
退院後の雑費 | 20万5400円 |
車椅子代 | 70万1100円 |
転居費用及び家屋改造費 | 181万7432円 |
車両特別装備代 | 75万5000円 |
症状固定までの介護費用 | 218万9000円 |
将来の雑費 | 792万9369円 |
弁護士費用 | 500万円 |
損益相殺 | -4376万9935円 |
過失相殺 | -6507万9925円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
2016年4月28日 自営業