【公務員】後遺障害9級で、認容額3700万円超の事例
認容額 | 3748万8017円 |
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年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 高等学校事務職員 |
傷病名 | 右鎖骨骨折、右肩甲骨骨折、右第一、第三肋骨骨折、肺挫傷、右外傷性肺気胸、右腕神経叢損傷,右下腿挫創、全身打撲、頭部打撲、頚椎捻挫等 |
後遺障害等級 | 9級 |
判決日 | 平成20年12月24日 |
裁判所 | 大阪地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、平成14年7月24日午前8時15分ころ、京都府久世郡久御山町大字下津屋小字鯛ケ鼻7番地の23先道路において発生した。交差点において、交差点を左折進行しようとした加害者の業務用大型貨物自動車とその左側後方から同車の左側方を直進して本件交差点を通過しようとした被害者のバイクが衝突したものである。
被害者の入通院治療の経過
被害者の本件事故での負傷による治療日数は、入院期間107日、通院期間476日である。また、主治医からは術後3年間の筋力トレーニングを要するとされいる。
後遺障害の内容
本件事故による被害者の後遺障害は、右鎖骨骨折に伴う右鎖骨の変形につき第12級5号、右腕神経叢損傷による右肩関節の可動域制限につき第10級10号、右頚部の手術創につき第12級14号の各後遺障害に該当し、これらを併合して併合9級に相当する。
判決の概要
本件事故は、被害者の後遺障害による逸失利益につき、後遺障害の程度のほか、就労・生活状況を総合考慮して労働能力喪失率を45%程度とするのが相当とした事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 638万4027円 |
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入院付添費 | 64万2000円 |
入院雑費 | 16万0500円 |
通院交通費 | 23万0980円 |
休業損害 | 496万1088円 |
逸失利益 | 2658万3484円 |
慰謝料 | 1170万円 |
物的損害 | 17万9920円 |
運転補助装置費用 | 56万0889円 |
症状固定後の施術費 | 73万5972円 |
損害のてん補 | -1023万0014円 |
弁護士費用 | 340万円 |
過失相殺 | -782万0829円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
2016年4月26日 公務員