【アルバイト】後遺障害1級で、認容額約1億8000万円超
認容額 | 1億8005万6702円 |
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年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | ホテルアルバイト |
傷病名 | 急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、脳挫傷、頭蓋骨骨折、症候性てんかん、外傷性水頭症等 |
後遺障害等級 | 1級 |
判決日 | 平成22年12月7日 |
裁判所 | 名古屋地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、平成15年10月31日午後7時25分ころ、名古屋市南区豊田5丁目14番25号先路線上において発生した。被害者が運転する自転車に、加害者が運転する自動車が衝突し、被害者が負傷した。
被害者の入通院治療の経過
被害者は本件事故により、事故が発生した愛知県で入院治療を行った後に、被害者の実家がある九州の病院に転院し治療を行った。合計入院期間は609日間で、退院後はリハビリテーション病院へ113日間(実日数30日間)の通院した。
後遺障害の内容
被害者は本件事故により、脳挫傷等の極めて重大な傷害を負い、長期間意識障害が続き、「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの」として、一級一号に該当する。
判決の概要
本件事故は、片側一車線の道路を東方から西進していた加害者の車が、道路の南端を走行し、南側から横断しようとした被害者の自転車に衝突した事故につき、加害車両には、制限速度を超えて走行し、かつ、被害者を追い越す際、注意喚起等の安全確保の義務を怠ったとして、過失70%とし、被害者にも、横断開始前に進路変更の合図や後方の確認をしなかったとして、過失30%を相当とした事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 728万6883円 |
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入院付添費 | 454万8600円 |
入院雑費 | 91万3500円 |
将来介護費 | 1億2933万2861円 |
休業損害 | 337万8960円 |
逸失利益 | 8475万7374円 |
慰謝料 | 3160万円 |
近親者の慰謝料 | 210万円 |
保佐申立費用 | 7万8880円 |
器具購入費 | 442万0945円 |
車両購入費 | 111万0356円 |
自宅改造費 | 930万0020円 |
将来雑費 | 67万2260円 |
交通費 | 71万0960円 |
将来治療費 | 94万4848円 |
既払金 | -2658万2810円 |
弁護士費用 | 920万円 |
過失相殺 | -8371万6935円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。